揚げ物の油をフィルターでろ過して保管、再利用できる便利な「オイルポット」。
買おうか迷うけど、保管方法を考えるといらないのでは?と心配にもなりますよね。
この記事では「オイルポットがいるかいらないか」をアンケートで調査しました。
実際に使っている方の感想や、使っていたけどやめた人の揚げ物油の保管方法も紹介します。

オイルポットを買おうか迷っている方はぜひ参考にしてくださいね!
オイルポットはいらない?アンケート結果
オイルポットがいるかいらないか、当サイトはクラウドソーシングサイトで普段料理をする男女50人にアンケートを取りました。
結果はこちらです。


オイルポットはいる? | 人数(割合) |
---|---|
いる | 11人(22%) |
いらない | 27人(54%) |
使っていたけどやめた | 12人(24%) |
「オイルポットはいる」と回答したのは約2割の方でした。
ほかの8割は「オイルポットはいらない、もしくは使っていたがやめた」と回答しました。



オイルポットはいらない派が多いみたい。
「オイルポットはいる」派の理由・口コミ


まずは「オイルポットは必要、欲しい」と回答した方の理由と口コミを紹介します。
- 油を廃棄するのがもったいないため
- 油の鮮度を保つため
- 節約のため
油を廃棄するのがもったいないため
100円均一のオイルポットを使用しています。たまに揚げ物をするので、油がもったいなくて冷めてから入れ、いつもの料理に再度使用します。とても便利です。
揚げ物の度に油を新しくするのがもったいない為。少しでも油の鮮度を保つため、冷ました後はすぐにオイルポットに入れる。
揚げ物で使った油を毎回廃棄するのはもったいないので、ごみを越しとって再利用したいから
オイルポットいる派の意見で一番多かったのが「一度使っただけの油を廃棄するのがもったいない」でした。
次回の揚げ物に使うため、油が冷めてからオイルポットに入れて保管している方が多いようです。
油の鮮度を保つため
以前は自分で揚げカスなどをネットですくっていたが、すぐに油がダメになってしまう事が気になっていたので購入しました。
油はペットボトルに入れて保存していましたが、すぐ黒くなってしまうのでオイルポットを購入しました。活性炭フィルター付きのものを使っているので、綺麗な色の状態で再利用できるのが嬉しいです。
網ですくうだけでは油の不純物を取り除ききれないため、しっかりろ過できるオイルポットを導入したご家庭も。



あとで紹介する活性炭フィルターがついていると油を綺麗に保てる!
節約のため
子供が大きくなり、子供が好きな揚げ物を作る頻度が増えてきたので、家計の負担を減らすために欲しいと思っています。
今までは揚げ物のたびに油固め剤で廃棄していたが、勿体無いと思いオイルポットを買った。オイルポット自体は高かったが、結果的に油の消費量が減り節約になっている。
オイルポットで油の再利用ができるので、節約になるから使っている意見もありました。
オイルポットのおすすめ商品
「オイルポットはいる」派の方が使っていた人気のオイルポットを紹介します。
富士ホーロー フィルトプラス オイルポット


口コミがよかった富士ホーローのオイルポットを使っています。オシャレなデザインで気に入ってます。
油をきれいにろ過してくれる活性炭フィルター付きの富士ホーロー製オイルポットが一番人気でした。
スタイリッシュなデザインなので、キッチンに出しっぱなしにしていてもインテリアになるのが人気の理由です。
ダイソーオイルポット
100円均一のオイルポットを使用しています。たまに揚げ物をするので、油がもったいなくて冷めてから入れ、いつもの料理に再度使用します。とても便利です。
ダイソーでも220円商品のオイルポットが売られています。
同じくダイソーで手に入る別売りの油こし紙をセットして使う商品です。
紙のフィルターを通すだけのシンプルなつくりですが、本体とフィルターを合わせて500円以内に収まるのが経済的ですね。
まずはオイルポットをお試しで使ってみたい方にもおすすめです。
ニトリ ホーローオイルポット
ニトリのオイルポット。オイルを再利用するため一時的に保管する場所として必要
注ぎ口が大きく使いやすい
ニトリでもオイルポットが販売されています。
いくつか種類はありますが、人気なのはホーローのオイルポット。
富士ホーロー製のオイルポットと同じで、別売りの活性炭フィルターをセットしてしっかりろ過してくれます。
価格も手頃なので、コスパよくきれいな油を再利用したい方に人気の商品です。
「オイルポットはいらない」派の意見


続いてはオイルポットはいらない派の理由を紹介します。
必要ない理由は以下の3点でした。
- 置く場所がない
- 油の酸化が気になるから
- 管理が面倒
置く場所がない
オイルポットを置く場所がないから。油は使ったら固めてすぐ捨てる。
オイルポットを置くスペースがないため導入しないとの意見がありました。
オイルポットは場所を取られるため、キッチンにできるだけ何も置きたくない方には不要かもしれません。
油の酸化が気になるから
油の酸化が気になるし、一度使用したら固めるテンプルで固めて捨てています。
一度空気に触れるため、少なからず酸化はしますよね。
気になるため、再利用せず固めて捨てているという回答もありました。
管理が面倒
本当は油の酸化の事を思うと使った方が良いと分かっていますが、どうしても面倒で使っていません。ざるで掬って簡単に濾しています。
保存するのもお手入れするのも大変そう、必要最小限の油を使用して処理の手間をかけないようにしている
オイルポット自体の手入れや油の保管が面倒で使っていない方も多かったです。
オイルポットをやめた人の理由


今回のアンケートでは、「オイルポットを使っていたがやめた」派の理由も多く集まりました。
なぜ不要になったのか?オイルポットの使用をやめた人の理由は主にこちらの3つでした。
- 手入れが面倒だった
- オイルポットに注ぎ入れる手間がかかる
- 揚げ物の回数自体が減った
手入れが面倒だった
オイルポットの手入れが面倒で、汚れが目立つので使用をやめた。現在は、少ない油で揚げ焼きにして、毎回、油を捨てている。
オイルポット全体がヌルヌルしてきてしまって、嫌だったので利用をやめました。それ以降は油を固めて捨てています。
オイルポットがだんだん油っぽくなってきてしまうから、使うのが面倒になってきてしまった。現在は油は一回使い捨てで、紙に染み込ませて捨てている
「オイルポットが使用するたびに油っぽくヌルヌルしてくる」という口コミが多くありました。
揚げ物をした後の油を冷まして、濾して、オイルポットに移すという作業は思ったより面倒で、忙しい日常の中ではつい後回しにしてしまいます。その結果、揚げ物を作る機会自体が減っていきました。
また、オイルポットに油を移し替える手間がかかるため、揚げ物自体の回数が減ったという体験談も。
実際、揚げ物の回数を減らしたり使用する油を少量にする意見はほかにもたくさんありました。
使用をやめた人の口コミをもっとみる
夫と二人暮しで、2人とも健康に気を遣ったり、加齢で胃もたれしやすくなったため、揚げ物は家庭では作らなくなったから。
油の再使用って汚い気がしてやめました。根本少量の油しか使わないし。
洗うのが面倒だから。油を使う料理をしないから。
オイルポットの代わりに何を使っている?
1度は利用していたが、中身が見えずに油の色や残量が分からなくなったために使用するのをやめた。 またそこまで使用済の油を溜め込まなかったので(量が多くない)、湯のみにアルミホイルなどで蓋をして、次回の揚げ物の時に使い切る、というやり方が定着している。
結局は油の熱が取れた後にいちいち入れ直さないといけないのが煩わしくて使うのをやめてしまった。揚げ物もそんなにしないので、最近は都度新聞紙に油を吸わせて廃棄という方法を取っている
宅配サービスで、ペットボトルに廃油を入れたものを持っていってくれるので、オイルポットは使わなくなった
- 少量なら湯呑みで保管
- 再利用せず、紙や新聞紙、凝固剤で固めて廃棄
- ペットボトルに入れて回収業者へ
回答結果を見ると、オイルポットの代用品を利用している方はごくわずかでした。
オイルポットを使わない人は油の凝固剤や紙、新聞紙などで燃えるゴミとして1回ごとに廃棄している方がほとんど。
またペットボトルに入れて地域の回収に出すという声もありました。
オイルポットはいらない?まとめ


いる派(20%) | いらない派(80%) |
---|---|
油を廃棄するのがもったいないため 油の鮮度を保つため 節約のため | 置く場所がない 油の酸化が気になるから 手入れが面倒でやめた 揚げ物をする回数自体が少ない |
オイルポットが必要派は、1度きりで廃棄するのがもったいないことが理由として多く挙がりました。
また、きちんとろ過して再利用できる理由から導入しているようです。
一方でオイルポットは管理が面倒・衛生面から「いらない派」が8割いました。
所持していたがやめた人は代用品は使用せず、一度使ったら廃棄したり油を回収に出しているとの意見が多く集まりました。



オイルポット自体は優秀なんだけど、管理の手間がかかるって意見もあった。
ふだんの揚げ物の頻度や収納場所など、ご家庭の環境に合わせた油の保管方法で料理を楽しんでくださいね。
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